ゆく年くる年和装とともに

これが今年最後の更新やぁ

最近はチームだけで緊急にも結構行くようになったのぉ

チームに入った時は今年の夏くらいやったけどチームと自分の成長も感じるで

今年もほんまにたくさんのことがあったけど最終的にはいい年だったと言えるようにしたいなぁ

 

まぁしかしクリスマスも終わりよ!

クリスマスなんてこじゃれたもんがすぎりゃあ次は日本のお正月よぉ!

 

 

お義姉様、今年も初詣は一緒に行きましょう!

 

 

もちろんや
nakiも一緒に行こうなぁ

 

 

はい、喜んで!

 

お義姉様、やはり初詣は豪奢な和服がよいのでしょうか?
 振袖、くらいしか知らないんですけれども

 

ははは、そんなことはないと思うで

初詣には服装の形式とか特にあらへんしな
それに振袖は結婚式とか重要な式に着ていくのが一般的や
でも初詣に着て行っても良いとは思うで

 

そういえば義姉様の和服はたくさん見てきましたが
 それがどのようなものかというのは考えてませんでしたね……
 正月に着ていくのはどのようなものがよいのでしょうか? 

 

せやなぁ
さっきも言った通り形式なんてないからのぉ
自分が着たいと思った和服を着るのが一番のおすすめなんやけどなぁ
小紋、紬あたりが妥当なとこかのぉ

 

 

小紋?紬?

 

 

それはどういった和服なのでしょう、お義姉様?

 

小紋言うんは小さな模様が全体に繰り返し描かれてる和服やな

模様も派手なものから無地に近いものまで幅広くあって個性が出とるんよ
柄の付け方も飛び柄、総柄と種類もあるんやけど
うちの好きなもんは江戸小紋と呼ばれるものの中でも角通しが好きやな

 

 

江戸ってところが義姉様にまた合いそうですね

 

ははは、でも名前で気に入ったわけじゃないんよ?
江戸小紋は色無地に近くきわめて細かい模様を型染めしたもんや
遠目で見ると無地に見えてまうほどなんよ
角通しはその模様が細かな正方形のもんなんや

 

 

なるほど
シンプルな形のものなんですね

 

せやせや
だから着やすいってのもあるのぉ

 

もう一つの紬は染め方が違う着物やな
今紹介した小紋や、訪問着、留袖などは何も染まってない糸を白生地に織って
反物の段階で模様を加工したものなんや
でも紬は糸の段階で染め上げて、その糸を織り上げていった着物なんや

 

 

なるほど
 先に染めるか後に染めるか、といったことだったんですね

 

せやなぁ
紬は日常生活で昔使われとったみたいでな
土地によって模様に違いが出てくるのがまた面白いで

 

なるほどです
 でも私はせっかくの正月にはきらびやかなお義姉様が見たいです!
 大変わがままなのですけどお願いしたいです!!!!!

 

 

reki、うちは好きな服を着ていくのが一番って言うたで
かわいい義妹に言われちゃあ着ていくしかないさね

 

 

やったぁ!

 

 

 

 

ほなじゃあ試しにいくつか着てみるさかい


まずは普段着にも使ってる、ユウビフリソデやな

菱型の模様が下地に入り、大輪の花が裾にあしらわれてるんよ

袖丈はおそらく85cm前後の小振袖だと思うんよ

うちは特にこの黒と紫のコントラストが好きでな、帯も灰色と、全体的に落ち着いてる服や


でもこれだと落ち着きすぎて物足りない、という方にはミヤビフリソデをお勧めするで

ミヤビフリソデはユウビフリソデにファーのような素材のストールを付けた形や

髪はせっかくなのでキャスト感を出して、簪には風車カンザシを挿してみたで

髪色に合わせて全体を統一させてしまうと朱は目立ってしまうのお

色合いとしては白や黄より紫や黒をさしたいとこじゃの


ラストは淑花絹羽織やな

今回のスクラッチで追加されたもんや

このBaに使われている反物のつやはユウビ、ミヤビなどと同じものだと思うわぁ

このシリーズのアクセの花飾りは側頭部から後頭部をカバーするようにできとるから簪との共存が難しいのぉ

シンプルなロングヘアに合わせるのがうち的にはベストと見たわ

 

ああ素敵ですお義姉様!

もう全部着ていってほしいです!!!!!

ははは、さすがにそれは勘弁なぁ

他に初詣に合いそうな落ち着いた感じの服だと

ロマンバカマ、ケンランバカマ、真宮寺さくらの袴等の袴主体のコス

少し男よりをイメージするモダンハオリなどかなぁ

ユカタ系は逆に普段着に見えてしまって豪奢に、という注文にはそわんのぉ

 

っと、本日はここまでや

記事を見てくださった皆様、アークスの皆様、よいお年を

年が明けてもゆっくり更新していくさね

温かい目で見守っておくれなぁ